2024/02/29 01:30

今週の金曜日から3月に入ることが受け入れ難いここ数日。でも今年は閏年で1日得してる。

梅の花も散り始めちゃって、いよいよこれは春ですな。


先日ムスメを保育園に迎えに行くと、先生からおともだちと少しトラブルになったと聞かされた。

最近あやとりが好きなムスメ。

"川ができた!"とお友達にいうと、"それ川じゃないよ"と言われ、そのおともだちに"もう〇〇ちゃんとあそばない!!"と言ってしまったとのこと。


家ではわたしによく言う言葉、"もうかあちゃんとはあそばない!"。わたしが思い通りに遊んでくれないとついつい言っちゃうこの言葉。

ついに保育園で出たのね〜。


早生まれが関係しているのかどうか、最近保育園で遊んでいるあやとりや縄跳びで"〇〇くんはできるけど、自分はできない"と言うことが増えた。

家でもあやとりをするのが好きで、ムスメなりに上達している。

それでもきっと、もどかしさがあるんだろう。

悔しい気持ち、もどかしい気持ちをまだ言葉にすることが難しくて、"もう遊ばない!"にギュンっといっちゃうのよね。


家に帰ってからムスメにそれとなく何かあったか聞いてみると、"あやとりで川をつくったけど、それは違うよと言われて嫌だった"と教えてくれた。

でも、"もう遊ばない"と自分が言ったことは教えてくれなかった。

むむむむ〜

表情がかたーくなったムスメ。きっと言ったことは覚えているし、反省もにじみでてる。


問い詰めるようなことはしたくないなと思い、

わたしは必殺おてんとさまを繰り出した。



"おてんとさまがみてるんだよ。"

なぜだか幼少期からわたしに染み付く言葉。

親に言われてたと思いきや、母親は覚えていなかった。誰がゆうてたん?


私の人生において、要所要所で頭の後ろから降ってくる、"おてんとさまがみてるよ"。

小さいことで言えば、道に落ちているゴミを拾うかどうか、落とし物を届けるかどうか、のタイミングで。

そう言われちゃあやるっきゃないですよね。


わたしを正してくれる、大事にしている言葉です。



ちょうどムスメがぬいぐるみでけんかごっこをはじめたので、ぬいぐるみのくまさんに教えてあげました。

けんかして、相手のわるいところしか言わないくまさん。でもくまさんがしていることは、いいこともわるいこともぜーーーんぶおてんとさまが見てるんだよ、と。

ムスメにはすっと馴染んでくれたようで、おてんとさまが話によく出てくるようになりました。


わたしにとっては大切なこの言葉がムスメにとってどうなのかはわからないけど、困った時に助けてくれるものになってくれるといいな。