2024/04/23 00:25

あれよあれよと4月が終わりそう。

今月の"みそ汁で顔をあらえ"の原稿を準備しなきゃ、とブログを開いてはたと気づく。

あれ、もう最新のやつしか出すやつないな?

ブログコピーするだけだから!なんて余裕ぶっこいておきながら、精力的に刊行される"みそ汁"に追い抜かされそうです。


日々ぽつぽつと書きたいなと思うことはいろいろあれど、なかなかまとまらない頭の中。

というわけで35歳の節目に、25歳のわたしの話を記録しておこうと思います記憶があるうちに。


22歳で就職した病院を退職したのが25歳。

今思えば、わたしには向いて無かったのであろう超急性期の病棟に配属されて3年目。同期とお酒に支えられつつ日々を乗り越えておりましたね。


ある日の控え室からの帰り道、急に"あれ、わたしの人生はこの狭い空間の中で終わるのか?"と始まった自問自答。なんとつまらない人生なんだ。

気づいてしまったその日から、ぐるぐるとめぐる"なにかしたい"という気持ち。

JICAにいけないか調べてみたり、ワーホリを調べてみたり、さとうきび刈りについて調べてみたり。

父からすすめられて高校生の頃観た"深呼吸の必要"という映画がきび刈りの話で、やってみたい..!と思ったことをふと思い出したんですよね。


そんなころに何故か思い立って、京都に1人で一泊旅行をしにいきました。なぜか電車で、そしてさらになぜか携帯の電源を切って。(中2病かな?)

右も左もわからない京都を、地図と人を頼りつつ南大門にいったり、哲学の道を歩いたり。

泊まりたいゲストハウスだけ決めていたので、なんとかそこまでたどり着く。


ゲストハウスの1階が居酒屋だったので、晩ごはんをたべつつスタッフの人たちと話をしていると、なぜか"きび刈り"の話に。スタッフのおふたりはなんときび刈り経験者。きび刈りには旅人が多くて、今思えば納得ですが、そのときは驚きました。


スタッフのおふたりの強いおすすめがあり、翌日は"鞍馬寺"に行くことに。

なにも知らずに鞍馬駅に降りると迎えてくれる巨大天狗のお面。鞍馬寺のある鞍馬山は、義経が天狗と修行をした山でした。

とりあえず登ろう、と歩き始めると、今でも鮮明に思い出せるほど"あ、追い風ふいてる"と感じました。足から力みなぎって、やるぞ!という感じ。

\   仕事やめて、沖縄にきび刈りに行くんだ!  /

という気持ちで体がいっぱいになって山からおりてきました。サンダルでやや靴擦れた足もそんなに気にならず、意気揚々とはこのことですという感じ。


そんなこんなで鞍馬山、鞍馬寺のおかげで今のわたしがあるといっても過言ではありません。

鞍馬山、おすすめです。

でも普通に軽くひとやま歩くので、サンダルはおすすめしません。


長くなっちゃうので今回はこのあたりで。

次回は、

井の中の蛙25歳、井を出ようとする。

おたのしみに?