2025/09/18 00:29
6月からはじまった長い夏が終わりそうですね。
今年は去年よりも秋が早くきそうなにおい。
夜も涼しくなったなーとすやすや寝てると
膝あたりに覚えのある痛み。
まどろみのなかで痛いなあと思っていると
今度は腰あたりに痛み。
これは確実にアレだ、とようやく頭がおきて
まずは隣で寝息を立てるムスメの安全確認。
異常なしを目視で確認後、寝床から出て
ズボンを脱いでみるとぴょこんと跳ね出てきた
小さな、そう、ムカデ。
人間が過ごしやすいということは、
他の生命たちも過ごしやすいということで。
今年もカリカリと出没するようになったのだな。
ムカデは春と秋がハイシーズン。
去年と一昨年は秋が暑すぎたせいか
秋はあまりお目にかからなかったのに、
今年は序盤からやってくれるぜ。
なにをかくそう、これまでわたしは15cm台のムカデに足、足、唇の上、とトータル3回刺されている。
唇の上に至っては、そこまでムカデが到達した経緯を想像するだけでクラッとくる。寝ててよかった。
大いに唇が腫れたわたしをみて、だんなさんはシンプソンズ呼ばわりしてきた。
今回の子は3センチ程度のひよっこムカデ。
きみ程度で動揺するわたしではもうないのだよ。
速やかにティッシュで捕え処理させていただき
刺された部分にはリンデロンを広範囲に塗布。
本当は50度程度のお湯をしばらくかけると解毒になってその後の腫れと痒みがちがうけど、お湯は出ない家だしティファールは壊れてるしめんどくさいしでそれもやらなかったよ、きみ程度ではね!(翌日しっかり腫れた)
数年前のわたしがいまのムカデへの慣れをみると驚くことでしょう。
ムカデが出るたび感じていた恐怖はどこへやら。
人間のもつ環境に慣れる力ってすごいですよね。
沖縄へさとうきび刈りにいったとき、寮の部屋の畳に封をあけてるサーターアンダギーの袋を置いていたら一瞬でアリの行列が部屋にできてたんです。
うわって思ったけど、それからすぐに洗濯物を吊るすやつにお菓子を吊るしました。(すごく安全)
洗濯バサミに食べかけのお菓子を吊るしたのは後にも先にも沖縄生活中だけなんですが、いまこれを書きながらうちでやっても便利かもと思い始めました。
何が言いたかったかといいますと、
慣れるって生きる上で最強な能力なんじゃないか、ということと
ムカデに刺されたらとりあえず熱めのお湯をしばらくぶっかけてリンデロンVGがいいですよ、皮下を毒が広がるので広めに塗るのがおすすめですよ、
という話でした。
